「JENESYS2.0」アジア国際子ども映画祭2017参加訪日団

  2017年11月21日から11月29日までの日程で、「JENESYS2.0」アジア国際子ども映画祭2017参加訪日団 計10名が来日した。本団は、第11回アジア国際子ども映画祭に作品を制作出品した中国高校生で構成され、外務省が推進する「JENESYS2.0」の一環として招聘された。

 訪日団は、東京と北海道を訪れ、北海道北見市にて、第11回アジア国際子ども映画祭に関連するプログラムに参加したほか、各地で日本の社会や文化、自然、歴史に関する視察など、さまざまな活動を行った。

 

北見で映画祭や交流プログラムに参加

 北海道北見市では北見市表敬・ウェルカムセレモニーに出席し、第11回アジア国際子ども映画祭に作品を出品した15カ国・地域の団員とともに北見市から歓迎を受けた。映画祭本選大会では、海外及び国内各ブロックの「学校の先生」をテーマにした応募作品から受賞作品が発表され、中国は出品した3作品のうち「燈明」が見事外務大臣賞を受賞した。作品を制作した団員がステージに上がり、滝崎成樹外務省アジア大洋州局南部アジア部長より表彰状とトロフィーを受け取り「全く予想していなかった。名誉な賞を頂けてとても光栄」と喜びを語った。また、本選のほか、さまざまなイベントに参加し、各国・地域の参加者や北見の小・中・高校生や市民、留学生と交流を深めた。他国・地域の全作品を視聴し異文化理解を深めたり、交流会で中国団全員で中国武道と独楽のパフォーマンスを披露したり、オホーツク国際ふれあい広場とアフターパーティーで北見市の美食を味わったりと、厳しい寒さの中、どこも身も心も温まる憩いの場となった。団員からは「これまで良い映画は演技で決まるものだと思っていたが、今回の交流を通じ、複雑なシーンやセリフに頼らず、真実を表現することこそが重要だと学んだ」「出品作品はどれも素晴らしく、各国の同年代の若者がテーマについてどう考えるか理解できてよかった」との感想が聞かれた。

 

 高校訪問と北海道・東京での参観

 また、一行は東京で下北沢成徳高校を訪問した。英語や映像、家庭科の授業に参加し、日本の高校生活を体験したほか、日本高校生と交流を深めた。

 その他、北海道では、北見ハッカ記念館やアイヌコタン等を参観し、地域の産業や歴史文化への理解を深めた。また、オホーツク流氷館や山の水族館を参観したり、遊覧船にて阿寒湖を渡ってマリモを観察し、ボッケ自然探勝路ガイドツアーに参加して阿寒国立公園の森を散策したりと、北海道の雄大な自然に触れた。また、網走では和風旅館に宿泊し零下の露天風呂も体験した。東京では、杉並アニメーションミュージアムや国立近代美術館フィルムセンターで日本のアニメ文化と映画の歴史を学んだほか、浅草寺を訪れた。

 

 団員からは、「日本の高校生はとても友好的で、連絡先を交換したので今後の更なる交流が楽しみだ」「日本の伝統と習慣を守る理念が印象的だった。グローバル化する社会でこのような認識は自国の特色や魅力を守ることに繋がると思った」「この感動を国に持ち帰り、美しい景色と人々の優しさ、生活に対する真面目な態度を伝えたい」といった感想が聞かれた。

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