平成23年度日本高校生訪中代表団第1陣

大連市第十六中学で英語の授業に参加

大連市第十六中学で英語の授業に参加

 平成23年度日本高校生訪中代表団第1陣(団長=須原洋次・京都府立西乙訓高等学校校長、副団長=大橋義久・和歌山県立橋本高等学校教頭、一行計101名)が、2011年6月15日から6月21日の日程で訪中した。中国日本友好協会が受け入れを担当し、日本側派遣実施を当財団が担当した。当財団の王昆中国代表常任理事が団顧問として活動に参加した。
 本代表団には、京都府と和歌山県の高校生が参加し、遼寧省、黒龍江省、北京市を訪問し、学校交流やホームステイのほか、万里の長城、故宮博物院等の歴史遺跡の見学を行った。参加した高校生は、交流を通じて現地の高校生らと親睦を深めるとともに、悠久の歴史と経済発展著しい中国の現状について理解を深めた。

北京での歓送会でよさこいを披露

北京での歓送会でよさこいを披露

 本代表団は6月15日に大連より入国。16日は大連市内の老虎灘等を見学した後、大連市第十六中学を訪問した。歓迎セレモニーに続いて参加した英語の授業では、活発な雰囲気の中、日中高校生がグループで発表し、最後に「幸せなら手をたたこう」を英語で大合唱した。授業の後はグラウンドに移動し、男女、日中が入り混じったチーム編成でバスケット交流試合を行った。コートの周りでも記念品や連絡先を交換して積極的に交流する姿が見られた。
 同日夜には、宿泊ホテルで開催された歓迎宴に参加。許金平中国日本友好協会副会長から歓迎の言葉が述べられ、続いて須原団長は「日本は、長い歴史のなかで中国から多くの文化を吸収してきました。その中国と、今日さらなる交流を深めることは、高校生にとって大きな喜びです」と挨拶した。

ハルビン市第三中学訪問 ホストファミリーとお別れ

ハルビン市第三中学訪問 ホストファミリーとお別れ

 17日は黒龍江省ハルビン市へ移動し、ハルビン市第三中学を訪問してホームステイを行った。緊張した面持ちでホスト生徒と対面した日本高校生は、大きな荷物をホスト生徒と運びながら笑顔でホームステイ先へと向かった。18日朝に生徒は学校に集合し、ホストファミリーとお別れをした。短い交流ながら、涙を流して別れを惜しむ姿や楽しそうに談笑する姿があちこちでみられ、各々にとって印象深い体験となったことがうかがえた。その後、ホームステイの余韻に浸りつつ、太陽島公園、東北虎森林園等を見学した。

 19日は北京へ移動し、34度の猛暑の中、天安門広場、故宮博物院を見学した。夜は、北京ダックに舌鼓を打ったあと雑技を鑑賞し、目を見張る技の数々に驚きの声が上がった。20日は万里の長城を見学し、夜は歓送会に出席した。陳永昌中国日本友好協会副会長より、東日本大震災の被災地福島県の小学生と温家宝総理との交流エピソードが紹介され、日中関係の未来に対する若い世代への期待が示された。京都、和歌山両府県の生徒代表からは「言葉が通じず苦労しました。でも楽しく充実した時間を過ごすことができました」、「今回の経験から国際的な視野を広げることができたと思います」との感想が発表された。最後は、高校生全員で「世界に一つだけの花」を大合唱し歓送会は幕を閉じた。

万里の長城見学 全員で集合写真

万里の長城見学 全員で集合写真

 6月21日、全日程を終了し、一行は無事に帰国の途に就いた。訪中に参加した高校生からは、「バスケットをした時、みんなとの仲がぐっと近くなって、言葉ができなくても気持ちは同じだと思った」、「中国で話した高校生はみな大きな夢を持っていた。日本人はもっと頑張らないといけない」、「訪中団に参加して中国の素晴らしさはもちろん、日本の恵まれた環境にも気づくことができた」といった感想が聞かれ、訪中を通じてそれぞれが大きく成長したことがうかがえた。

 最後に、今回の訪中団実施にあたり、ご指導ご協力いただいた関係者の皆様に厚くお礼申し上げたい。

(総合交流部)

日程表 参加者感想文

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