「日中植林・植樹国際連帯事業」中国青年短編動画制作者訪日団

 2018年7月23日から7月29日までの日程で、中国青年短編動画制作者訪日団(団長=林冠朝 杭州二更網絡科技有限公司 総裁)が来日した。本団は、中国で短編動画制作にかかわる関係者及びメディア関係者で構成された計57名で、外務省が実施する「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環として招聘した。

 代表団は、東京、愛知、岐阜、石川を訪問し、環境・防災関連施設の訪問・視察を通じて、日本の環境・防災に対する取り組みについて学んだほか、伝統文化、世界農業遺産、映像制作等について理解を深めた。

 

日本の環境・防災に対する取り組みについて学ぶ

 代表団は2分団に分かれ、第1分団は愛知、岐阜を、第2分団は石川、岐阜をそれぞれ訪問した。環境分野の視察として第1分団は岐阜市の大杉一般廃棄物最終処分場を訪問し、ごみの処理方法、最終処分について視察した。第2分団は輪島市の白米千枚田を訪問し、自然農法と環境保全について理解を深めた。また、防災分野の視察として第1分団は愛知で名古屋市港防災センターを、第2分団は東京で東京臨海広域防災公園を訪問し、災害発生時の対応について学んだ。

 

岐阜市と輪島市で、植樹活動に参加

 第1分団は岐阜市にある岐阜公園日中友好庭園にて、キンモクセイ2本を植樹した。同庭園は岐阜市と杭州市の友好交流を記念して造園された庭園で、岐阜市の関係者とともに良い雰囲気の中、植樹活動を行うことができた。第2分団は輪島市にある奥能登を代表する桜の名所として有名な一本松公園で、ソメイヨシノ1本を植樹した。

 

 そのほか一行は、東京で東京タワーを、愛知で東海テレビ放送、リニア・鉄道館、トヨタ産業技術館、とこなめ陶の森資料館を、岐阜で丸章工業株式会社、美濃和紙の里会館、美濃竹紙工房、岐阜市長良川鵜飼伝承館、郡上八幡博覧館を、石川で兼六園、金沢城公園、輪島キリモト、キリコ会館、松波酒造株式会社、能登金剛・巌門等を視察し、さまざまな角度から日本の魅力に触れ、伝統文化や地域色豊かな映像を記録に収めた。

 

 ほとんどの団員は初来日だったが、プログラムを通じ、「日本人の民度の高さや礼儀正しさはとても印象的だった」「日本の小さな町に今なお残されている美しい営みを目の当たりにして多くのことを考えさせられた」「地方視察を通じて、日本文化の継承や保護における具体的な取り組みを知ることができた」「日本は環境に対する取り組みが進んでいて感心した」「今回の植樹活動をきっかけに日中の友好交流が益々発展することを期待している」などの感想が聞かれた。

日程表 参加者の感想

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