「日中植林・植樹国際連帯事業」日中大学生五百人交流団

 2018年11月25日から12月1日までの日程で、日中大学生五百人交流団(団長=林 怡 中国人民対外友好協会 副会長)が来日しました。本団は、日中平和友好条約締結40周年の節目の年に中国各地の大学生を招聘するもので、寧夏回族自治区、湖北省、雲南省、浙江省、河南省の大学生・大学院生で構成された交流団は、日中平和友好条約締結40周年記念日中大学生交流式典・夕食交流会への参加のほか、植樹活動、環境保護や防災に関するセミナーの受講、日本の各友好都市を訪れて同関連施設の視察、大学生や市民との交流を通し、環境・防災意識を高めるとともに、日本に対する包括的な理解を深めました。

 

東京で日中大学生交流式典、日中大学生対話に参加

 交流団は東京で日中平和友好条約締結40周年記念 日中大学生交流式典に参加しました。代表団252名に加え、日本大学生250名、合計約500名が一堂に会し、両国の大学生による未来へのメッセージの発表、パフォーマンス披露を行い、続いて行われた夕食交流会では両国の大学生が写真を撮影したり、連絡先を交換するなど、親睦を深めました。また、交流団の代表者と日本大学生の合計30名が日中大学生対話に参加しました。両国の大学生は3グループに分かれ、「2020年東京五輪・2022年北京冬季五輪開催を通じて、日中の青年同士の交流を増進するためには、どういった協力ができるか」というテーマでグループ懇談を行い、活発に意見交換しました。

 

友好交流関係にある自治体を訪問、植樹活動に参加

 交流団のうち、日中友好会館が受入れを担当した寧夏回族自治区分団49名は島根県を、湖北省分団50名は長崎県を訪問し、県庁表敬訪問・ブリーフ、大学訪問、ホームステイ等のプログラムを行いました。寧夏回族自治区分団は島根県庁を表敬訪問し、島根県と寧夏回族自治区の地方間交流についてブリーフを受けました。その後、島根大学を訪問し、概要説明、昼食交流会、学生交流に参加し、日本の大学の雰囲気を味わいました。また、大学関係者とともにラカンマツ1本を植樹しました。湖北省分団は長崎県庁を訪問し、長崎県と中国の関わりについてブリーフを受けました。その後、長崎県立大学シーボルト校を訪問し、概要説明、模擬授業、学生交流、キャンパスツアーに参加し、日本大学生との交流を楽しみました。また、長崎県大村市でホームステイを実施し、各家庭で日常の学生生活では味わえない貴重な体験をしながら、温かい雰囲気の中ホストファミリーと交流しました。さらに大村市徳泉川内里山村で、園田裕史大村市長も参加する中、カイノキ、キハダ、トチノキ、ハナモモ、合計5本を植樹しました。両分団ともそれぞれ日本同世代の大学生や一般市民と親しく交流し、友好交流都市との関係を深めました。

 

日本の環境・防災の取り組みを学ぶ

 東京では、公益財団法人日本花の会 主幹研究員和田博幸氏より「桜の名所づくり・花のまちづくりを通した地域貢献、環境保護」というテーマで講義を受け、団員からは様々な質問が出ました。また、分団ごとに、北区防災センター・芝浦水再生センター・雲仙岳災害記念館・土石流被災家屋保存公園を視察し、日本の環境・防災の取り組みについて学びました。

 

 そのほか、東京で皇居・二重橋、東京タワー、東京国立博物館等の参観や、島根での松江城、八重垣神社、足立美術館の参観、長崎での平和公園、長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム、グラバー園等の参観等を通して、日本への多面的な理解を深めました。

ほとんどの団員は初来日でしたが、団員からは、「交流で知り合った日本の友人たちと帰国後も連絡を取り続けていこうと思う」「ホームステイでは家族の一員のように受け入れてもらい、大変感動した」「植樹した木が中国と日本の友好の証として成長することを期待している」「日本の環境、防災に対する取り組みについて、強い印象を受けた。帰国後、周りの人々に伝えていきたい」などさまざまな感想が聞かれました。

 日程表 参加者の感想

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