平成23年度 中国青年メディア関係者代表団 第3陣

代表団の来日を歓迎する中野譲・外務大臣政務官(歓迎レセプション)

代表団の来日を歓迎する中野譲・外務大臣政務官(歓迎レセプション)

 2011年12月12日から12月18日の日程で、平成23年度中国青年メディア関係者代表団第3陣(団長=劉更銀・国務院新聞弁公室人事局局長)が来日した。一行は、同弁公室の幹部4名及び、中央・地方の若手メディア関係者、メディア行政関係者60名からなる計64名で、新聞・テレビ・ラジオ・インターネットなど各分野の従事者が中国全土より集まり、多様性に富んだメンバー構成となった。訪日期間中、2グループに分かれ、「ネットメディア」、「ハイテク医療」をテーマとして、それぞれ視察や交流を行った。
 本団招聘事業は、平成19年度より、外務省が推進している「21世紀東アジア青少年大交流計画(日中21世紀交流事業)」に、平成22年度より700名の交流拡大が決定され、そのうちの1分野として実施されたものである。今回で6回目の招聘となった。
 12月13日夜には、代表団の訪日を歓迎するレセプションが行われ、中野譲・外務大臣政務官、鄧偉・中華人民共和国駐日本国大使館参事官兼大使館報道官、劉更銀団長をはじめとする代表団団員、日本のメディア関係者などが出席した。

都内でメディア交流を実施

編集局を見学して熱心に質問(第1分団・共同通信社)

編集局を見学して熱心に質問(第1分団・共同通信社)

 12月13日には、全分団の共通プログラムとして、外務省を訪問し、濵田隆・同省アジア大洋州局日中経済室長による現在の日中経済関係についての講演を聞いた。また、同日午後には全分団でNHKを訪問、さらに、12月14日には、第1分団は共同通信社、第2分団は日本経済新聞社を訪れ、日本のメディア現場を視察した。団員からは多くの質問があがり、関係者と活発に交流を図った。

 

 

 

東京・神奈川・兵庫にてテーマごとの活動に参加
 「ネットメディア」をテーマとする第1分団は、15日にヤフー株式会社、16日に神奈川新聞社を訪問した。ヤフー株式会社では、主要コンテンツであるヤフーニュースや同社の子会社である株式会社GyaOのネット上での映像配信サービスなどについて説明を受けた。また、神奈川新聞社では、同社の運営する地域に根差した情報ウェブサイト「カナロコ」の取り組みやネットメディア事業における今後の展望について話を聞いたのち、編集局内を見学した。日本のネットメディアの現状や各メディアの取り組みについて、多面的に見聞を広め、日本と中国との相違点や参考にすべきところなど、見識を深めた。
 「ハイテク医療」をテーマとする第2分団は、15日にテルモ株式会社、16日に神戸産業医療都市を訪問した。テルモ株式会社では、テルモプラネックスを視察し、最新の医療製品の展示説明を受けたほか、研修センターにてコンピューターシミュレーションによる呼吸器疾患の対処や心臓マッサージの訓練を体験した。さらに、将来に応用が広がると見られる内視鏡手術や家庭医療について詳細な説明を受けた。神戸産業医療都市では、同都市の概要説明のほかに同都市内にある先端医療センターおよび医療機器開発センターを視察、行政が主体となった医療の先進事例を実際に見聞きし、団員も高い関心を寄せた。日本の先進的な医療について、さまざまな角度から具体的に学ぶことができた。
 その他、代表団は国会議事堂や防災施設の参観、都内や地方で自然・科学・歴史文化などに関する参観を通じ、包括的な日本への理解を深めた。
 12月17日夜には大阪で、中華人民共和国駐大阪総領事館や関西での訪問先関係者を招いて歓送報告会を行った。感想発表では、代表の団員が日本滞在中の活動や体験を振り返りながら、今回の訪日の成果について熱く語った。会は大いに盛り上がり、皆で訪日活動の成功を祝った。
 代表団一行は、7日間の日程を終え、12月18日に関西国際空港より帰国の途についた。本事業の実施にご協力頂いた外務省、中国大使館、受入関係機関等の皆様に厚く御礼申し上げたい。

(総合交流部)

日程表 参加者感想

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