日中青少年交流推進年 第2回 日中大学生500人交流 開催(2019年度中国大学生友好交流訪日団が参加)

 

 日中友好会館は、2019年11月29日に東京で「日中青少年交流推進年 第2回 日中大学生500人交流」を開催しました。東京を中心とした22大学の日本大学生約200人、中国側は「日中植林・植樹国際連帯事業」2019年度中国大学生友好交流訪日団(団長:袁敏道 中国日本友好協会 秘書長)で来日した安徽省・江蘇省・河北省・浙江省・湖南省・陝西省の6省57大学の学生約300人、合計約500人が一堂に会し、交流しました。

    日中大学生による大規模交流は、2018年11月に「日中平和友好条約締結40周年記念 日中大学生交流式典」として実施した交流に続き2回目の実施で、今回は日中大学生ワークショップと夕食交流会の二部構成で行われました。中山展宏 外務大臣政務官、中華人民共和国駐日本国大使館 楊宇公使参事官も若者に向けて祝辞を送りました。

 日中大学生ワークショップ ~互いの魅力の発見、発信~

 ワークショップでは、2カ国語声優・漫画家として活躍する劉セイラさんをゲストにお迎えし、日中の大学生9人が、互いの国を訪問し見つけた相手国の魅力を写真と短いフレーズにまとめ発表しました。

劉セイラさん

    静岡県の小さな食堂を撮影した中国大学生は、「暖かいお知らせ」と題した写真を紹介(下左写真)、店先の「ワンちゃんと一緒に御食事ができます」という掲示に驚き、「店主の親切だけでなく、飼い主の思いやりと公共意識が、人と動物・自然が和やかに共存する風景を保っているのだと感心した」と述べ、名所旧跡でなくても、こんな小さなところにも日本の魅力は溢れていると語りました。日本大学生からも、中国の円卓に並んだごちそうを通して感じた家族団らんなど、個々が感じた魅力の紹介がありました。発表後は、劉セイラさんと発表者、会場の学生たちとの掛け合いもあり、互いに知らなかった魅力を発見するともに、改めて自国の魅力も感じることができるワークショップになりました。


◆日中双方の文化の競演

    夕食交流会では、日中それぞれの大学生が素晴らしいパフォーマンスを披露しました。はじめに、色鮮やかな中国少数民族の衣装を纏った湖南省大学生がミャオ族の伝統的な歌と踊り『苗嶺歓歌』を、浙江省大学生による二胡演奏『戦馬奔騰』では、見事な弓さばきで奏でられる軽快な馬の蹄の音やいななきに、会場から拍手喝采が送られました。また安徽省大学生は、日本でも有名な『茉莉花』を歌とバイオリン・琵琶・笛の演奏で披露、愛らしいジャスミンの花を想像させる優しいハーモニーが会場を包みました。

    日本側は法政大学YOSAKOIソーランサークル鳳遙恋(ほうようれん/冒頭写真)が、オリジナル演舞『廻覆(えふ)』と、“どっこいしょーどっこいしょ”の掛け声でもおなじみの『南中ソーラン』を披露、笑顔溢れる元気なパフォーマンスで会場をおおいに盛り上げました。

中国大学生

パフォーマンスした日本大学生と交流


◆新たな時代に相応しい日中関係の未来に向けて

橘ケンチさん

 パフォーマンスに続き、ゲストの橘ケンチさん(EXILEパフォーマー/EXILE THE SECONDリーダー兼パフォーマー/LDH ASIA取締役)が登場、流暢な中国語を交え、アーティストとして日中両国をはじめアジアに注目して今後も活動していきたいとの抱負や、日本酒を中心に日本文化の魅力を発信する活動にも深く携わっているご自身の経験を踏まえ、日中大学生にグローバルな視点を持ってたくさんの夢を追ってほしいと熱いメッセージを送りました。

 

 

~日中大学生による友情の誓い~

    また交流行事の最後には、大学生を代表し、南京大学の沈行健さんと九州大学の米村萌さんが『友情の誓い』を発表、「これから先10年、20年、さらにその先も手を取り合い、心を繋ぎ、私たちの若い力と努力で、共に日中関係の素晴らしい未来を開拓していきましょう!!」と決意を発表しました。

 

 


◆会場内でさまざまな紹介も

     夕食交流会の広い会場で、日中大学生は互いに声を掛け合い、活発に交流しました。パフォーマンス以外にも、日中大学生によるさまざまな魅力の紹介が行われました。安徽省・江蘇省・河北省・浙江省・湖南省・陝西省の6省で構成された中国大学生は、来日前に各省を紹介するポスターを作成、会場内に掲示しました。世界遺産を含む文化や歴史、自然等の名所旧跡、特産品や産業、現在の様子など、内容も多方面にわたり、日本大学生の注目を集めました。

    そのほか、日中大学生撮影による写真スライドショーを上映。中国大学生は、滞在中、東京のほか各省と友好交流提携を結ぶ高知・福岡・長野・静岡・滋賀・香川を訪問して感じた日本の魅力を、また日本側は、旅行や留学などで訪中経験のある学生が、その時に感じた中国の魅力を撮影、お互いの国を訪問して発見した、「面白い!きれい!楽しい!美味しい!」など、さまざまな魅力が詰まったスライドショーになりました。

 

◆参加大学生の感想

〈中国〉
・初めて日本の良さを知ることができて感動しました。

 ・ワークショップや交流で、日本人の目を通した中国の魅力を知り、もっと自国を愛し、魅力ある国にしたいという思いが強くなりました。

・今回の交流で、中国について日本大学生に伝えられたことはまだまだほんの一部、是非もっと多くの日本人に中国を訪れ、中国について理解を深めてほしいです。

〈日本〉

・考え方や文化が日本と中国では異なると思っていましたが、実際交流してみると、共感できる部分が多いことに気づきました。

・一人ひとりの生活の様子が見えて、中国を身近に感じることができました。

・私たちが普段当たり前に思っているようなことも、中国の学生にとって意義ある発見だったりして、改めて自国についても知る機会になりました。

 

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(総合交流部)

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