新時代を担う日中友好の架け橋に

主催催事「第29回中国文化の日 孔雀の舞う楽園」終了報告

2019年10月18日から20日の3日間、日中友好会館大ホールにて第29回中国文化之日孔雀の舞う楽園「雲南省シーサンパンナの少数民族歌舞公演」を、日中友好会館美術館では9月27日から10月20日の会期で「雲南省シーサンパンナの少数民族衣食住展」を開催し、あわせて2,600名を超えるお客様にお越し頂きました。

歌舞公演では、シーサンパンナ・タイ族自治州民族歌舞団の演者及び団長の15名を招き、熱帯雨林に囲まれた南国さながらの雰囲気に包まれた会場で、タイ族、ハニ族等の歌や踊り、武術、ファッションショー等、内容に富んだ12演目を披露しました。
全4回の公演チケットは全て完売となり、来場者アンケートでも90%以上の方にご満足いただきました。

「象脚鼓舞」

「象脚鼓舞」

公演中、出演者からの「香包」のサプライズがありました。

公演中、出演者からの「香包」のサプライズがありました。

公演終了後の出演者との記念撮影会は今回も大盛況

公演終了後の出演者との記念撮影会は今回も大盛況

展覧会では、シーサンパンナ・タイ族自治州に住む代表的な少数民族、タイ族・ハニ族・ラフ族・プーラン族・ジノー族・ヤオ族を取り上げ、民族衣装、装飾品、楽器、タイ族陶器、貝葉経、住居模型、機織機などの展示品約60点と共に、多数の風情写真を展示、楽園のような世界とそこに暮らす人々の息づかいを実感できました。
美術館内に、伝統楽器(ジノー族の「奇科(チーカー)」とタイ族の「象脚鼓(シャンジャオグー)」)を自由に体験できるコーナー、タイ族宮廷衣装の冠とハニ族の頭飾りをかぶって記念撮影ができるコーナー、少数民族の昔話の絵本を作って自由に閲覧できるコーナーを用意し、五感を通じた鑑賞ができるよう工夫しました。

機織りの制作実演では、来場者も体験をしました。

機織りの制作実演では、来場者も体験をしました。

本催事は、当会館として初めて雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州文化と旅遊曲との共催事業となりました。
おかげさまで大盛況のうちに幕を閉じました。

(文化事業部)