日中青少年交流事業 参加者のその後のストーリー(第11回)

 日中青少年交流事業の過去の参加者の方に、それぞれの「その後」のストーリーをうかがう当企画。

 今回は、2013年の中国大学生代表団に参加し、その後中国日本友好協会に就職した劉莉莎(りゅう りさ)さんのインタビューを紹介します。

劉莉莎さん プロフィール

北京外国語大学 日本語系に在籍していた2013年(大学3年時)、キズナ強化プロジェクト 平成24年度中国大学生代表団に参加。卒業後、中国日本友好協会に就職。現在は都市経済交流部に所属し、日中青少年交流事業の企画・実施に携わっている。

 

 

 

青春の真っ只中で出会った事業 - 初心は変わらず、中日友好事業に邁進

 

― 訪日活動の最大の収穫は何でしたか?

 

劉:早稲田大学、立命館大学、仙台大学など日本の有名大学を訪問し、日本の大学生と直接会って友好交流ができたことです。また、外務省の表敬訪問、東日本大震災の被災地復興状況の視察、防災施設の見学などを通して、日本の政治、経済、社会や文化を至近距離で学び、日本に対する認識と理解を深めることができました。

 

― 訪日中に見聞きしたことはその後の生活、学業、就職、仕事の方向性を決めるのに役立ちましたか?

 

劉:2013年の訪日の旅は、これまでの私の人生の中で最も重要で忘れ難く、大きな影響を受けた旅だったと言えます。視野を広げ、見識を広め、知識を学んだだけでなく、日本に対する理解を深めることができました。更に重要なのは、自身が純真無垢で青春の真っ只中にいた年齢で、幸運にも憧れ且つ心から愛せる事業を見つけられたことです。

訪日団参加時、皇居・二重橋をバックに

 あの旅の中で、互いに思い合える中日両国大学生の友人たちと出会い、中日友好協会の上司や先輩方の勤勉で真面目な業務態度を学んだことで、私の心の中に中日友好の種がひそかに広がっていき、微力ながら将来は両国の交流に貢献したいという信念が揺るぎないものになりました。

 一年後、大学の本科を卒業し、念願叶って中日友好協会で仕事をするようになりました。あの旅をきっかけとして、そしてあの旅で得た収穫を携え、人生の新たな一ページを開いたのです

 

 

 

― 現在計画していることや将来の目標はありますか?

 

劉:仕事に就いてから、中日友好協会の職員として、二十回ほど中日両国大学生の往来の計画・受け入れ・随行等に携わってきました。毎回あの2013年の訪日を思い起こし、その都度初心をしっかりと顧みています。立場は変わっても、初心は変わりません。これからもあの訪日で得た貴重な経験を、仕事の考え方や計画等に取り入れながら、より多くの私と同じような両国青少年に影響を与えられるよう、誠心誠意、中日友好の民間外交事業に邁進していきたいと思っています。

 

― 日中青少年へのメッセージをお願いします。

 

劉:両国の青少年にはより全面的に、より客観的にお互いを理解し、日常の学業や生活の中で多くの中日交流活動に参加し、友好を深め、両国関係を結ぶ橋と絆になってほしいと思います。小さな行動が中日友好の守護者であり促進者になります。青春と活力で中日友好に彩を添えてください。

 

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