新時代を担う日中友好の架け橋に

日中青少年交流事業 参加者のその後のストーリー(第12回)

 日中青少年交流事業の過去の参加者の方に、それぞれの「その後」のストーリーをうかがう当企画。

 今回は、2017年の中国大学生訪日団に参加し、卒業後来日して研究生として学んでいる楊浩良(よう こうりょう)さんのインタビューを紹介します。

楊浩良さん プロフィール

中国伝媒大学 国際メディア教育学院で広告学を学ぶ。2017年(大学2年時)、「日中植林・植樹国際連帯事業」中国大学生訪日団第3陣(スポーツ・野球)に参加。卒業後、北海道大学の研究生として来日し、国際広報メディアを専攻。現在は修士課程を目指して勉強中。

 

 

日本の工業生産理念を学び、文化風習や生活習慣を理解・体感

― 訪日活動の最大の収穫は何でしたか?

 

楊:好きなことに対する日本の人々の情熱やバイタリティーを感じ、このような精神は私に欠けていると思いました。訪日団参加後、さらに野球が好きになり、自分が好きなものに熱中するということがどういうことかも分かりました。

 

― 訪日中に見聞きしたことはその後の生活、学業、就職、仕事の方向性を決めるのに役立ちましたか?

 

訪日団参加時の楊さん

楊:日本の学校で何回か交流を行っていく中で、日本のキャンパスライフに興味を抱くようになりました。「より深く日本のキャンパスライフを経験する機会がどうしても欲しい」という思いが心に芽生え、もっと日本の文化を体験したかったので、インターンシップは日本企業を選び、日本語を独学で勉強し、日本の大学院進学への機会を得るため努力しました。今年(インタビューを実施した2020年)大学を卒業し、北海道大学大学院の研究生の申請が受理されました。修士課程に合格するため引き続き準備しています。

 

― 現在計画していることや将来の目標はありますか?

 

楊:日本語レベルを高めて、専門分野の勉強を続け、日本の大学院の大学院生になることです。勉強面では一定の研究成果を出し、生活面では日本での生活をじっくりと味わい、身近な人々と分かち合いたいです。どのような形でもいいので、いつか中日友好のために微力ながら貢献したいと思っています。

 

― 現在計画していることや将来の目標はありますか?

 

楊:日本語レベルを高めて、専門分野の勉強を続け、日本の大学院の大学院生になることです。勉強面では一定の研究成果を出し、生活面では日本での生活をじっくりと味わい、身近な人々と分かち合いたいです。どのような形でもいいので、いつか中日友好のために微力ながら貢献したいと思っています。

 

― 日中青少年へのメッセージをお願いします。

 

楊:お互い先入観を捨てて、自ら経験することによってこそ、異なる文化の独特の魅力を感じることができるのです。ぜひ中国に来てください。皆さんと会えるのを楽しみにしています。