中国における植林事業(主体事業) 黒龍江省、山東省で開始
日中友好会館が主体となり中国において実施する植林事業として、2021年3月に2つの事業がスタートしました。
いずれも「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環として実施するもので、植林地における生態環境の保護と防風固砂林の機能改善を目的としています。当会館は、中国側担当機関と協力して、本年12月までに現地での植林を実施する予定です。
①黒龍江省大慶市日中嫩江砂地防風固砂植林植樹事業
植林場所:大慶市譲胡路区銀浪造林地
植林面積:約80ヘクタール(1,200ムー)
中国側担当機関:
中国国家林業・草原局対外協力プロジェクトセンター、
黒龍江省林業・草原局、黒龍江省大慶市林業・草原局
②山東省菏澤市単県日中友好防砂治砂植林事業
植林場所:単県国有大砂河造林地及び単県黄崗鎮
植林面積:約67ヘクタール(1,000ムー)
中国側担当機関:
中国国家林業・草原局対外協力プロジェクトセンター、
山東省自然資源庁、山東省菏澤市単県林業局
事業の開始にあたり、3月17日には、山東省菏澤市単県日中友好防砂治砂植林事業の起工式が行われました。
在中国日本国大使館 志水史雄 特命全権公使、中国国家・林業草原局 国際合作司 孟憲林司長をはじめ関係者や、2011年に日本の草の根無償資金協力で改築を行った、単県曹庄郷第一完全小学の児童らも参加し、事業の始動を記念してセレモニーを行うとともに、ハコヤナギを植樹しました。