新時代を担う日中友好の架け橋に

後楽寮生が松山バレエ団の公演を鑑賞

 2021年12月5日、東京文化会館大ホールで行われた「2021松山バレエ団Xmas公演『くるみ割り人形』全幕」に後楽寮生14名が招待され、バレエの公演を鑑賞しました。

 NPO法人日中児童の友好交流後援会理事である江原孔江さんのご厚意で貴重な機会をいただき、感謝申し上げます。参加した寮生の感想の一部をご紹介します。

 楽団の演奏に合わせ、まるで雪のような紙吹雪が舞台に落ちて、ゆっくりと幕が上がりました。くるみ割り人形の物語の始まりです。美しく計算された舞台上に、華麗な衣装を身につけたダンサーたちが舞台を盛り上げます。

 舞台上の出演者は音楽に合わせて飛び跳ねたりくるくると回ったり、華麗なダンスを繰り広げます。一つ一つの動きが登場人物たちの心情を表現しています。「舞台の上ではたった1分間の演技でも、舞台の下で10年の努力を積んでいる」と聞いたことがありますが、このバレエの精神をまざまざと見せつけられました。彼らの一日一日の訓練が、このように素晴らしい舞台公演に結びついているかと思うと、本当に尊敬します。

 そして今回、この機会を与えていただいたおかげで、私たち後楽寮生は国際的にも評価の高い松山バレエ団を知るきっかけになりました。バレエ団創設時から現在に至るまで、バレエ芸術の発展が、バレエだけでなく、文化交流と友好関係の発展に貢献し続けていることです。彼らの公演は、中日文化友好発展の証でもあります。松山バレエ団の益々のご発展をお祈りします。

 (後楽寮生 劉偉)