「JENESYS2020」日中大学生古装ファッション交流

 ※写真はクリックすると拡大します

 

入賞者と審査員等で記念撮影

実際に刺繍を見せながらプレゼンテーション

 

 

実施概要

実 施 日: 2022年3月10日(木) 15:35~18:30

主  催: (公財)日中友好会館、

      中国国際青年交流中心

参加者:

 中国大学生(同世代の青年を含む)43名、

 日本大学生(専門学生を含む) 46名

 

内  容:

「日本・中国の伝統衣装」をモチーフにした服装・コーディネートの自撮り写真を募集し、コンテスト形式で交流する

 

実施方法:

Web会議システム「Zoom」を使用したオンライン交流

 

 中国では近年、大規模な漢服イベントが開かれるなど、若者の間で伝統衣裳を着たり、普段のファッションに取り入れることが流行しており、また、日本の多くの大学でも着物サークルが増え、和装に親しむ若者が増えています。これらを背景として、日本と中国の大学生に、双方の服飾文化への理解と友情を深めることを目的として、「日・中の伝統的な要素を取り入れたファッション」をテーマにコンテスト形式でのオンライン交流を開催しました。

 本交流には、中国各地から43名の大学生・青年と、日本各地から46名の大学生・専門学校生が参加しました。

 

入賞者が作品をプレゼンテーション

 「日本・中国の伝統衣装」をモチーフにした服装・コーディネートの自撮り写真を日本と中国の学生から募集し、応募作品全82点の中から、審査員が事前審査で入賞者12名を決定しました。交流当日は、入賞者が自身の作品についてプレゼンテーションを行い、その間に入賞者以外の日中の学生から質問やコメントを募り、入賞者が回答して交流を図りました。「幻想的なデザインで、自分なりの考えがありますね」「日本の狩猟服をモードでスポーティーな服装に変化させるという斬新なアイデアに惹かれました」「ストーリー性のあるデザインなのに、理念がわかりやすい。素敵です」などのコメントがあり、入賞者たちは反響に驚きつつ、とても喜んでいました。

 

参加学生と審査員による投票で順位を決定

 参加学生(入賞者除く)と審査員が審査して各人3つの作品に投票しました。学生の票は1点、審査員の票は20点とし、合計点数で1等2名、2等4名、3等6名を決定しました。入賞者には後日、賞状と今回の応募作品を収録したStylebookを贈呈しました。

 最後に、4名の審査員からそれぞれ講評をいただき、「発表では、自分らしさや好きなもの、作品制作やコーディネートの際にインスピレーションを受けたものへのリスペクトや愛情を感じられ、とても良かった」「大胆でアイデアに溢れた作品を拝見し、現代の若者が伝統を受け継ぎ、クリエイティビティを発揮しようという信念を感じることができた」「ファッションは、形や模様、生地、着方など、いろいろなことに意味を持たせるが、それこそが文化。それを理解することが文化理解につながる」「教育者として、こんなに優秀な後輩たちが自分を表現していることは、この上ない喜びだ」などの声が聞かれました。

プログラム

①   開会、参加者紹介

②   主催団体挨拶

③   応募全作品の紹介、審査方法の説明

④   入賞者による作品プレゼンテーション、

  質疑応答・コメント紹介

⑤   審査、審査結果発表、賞状贈呈

⑥ 審査員による講評

 

 

参加者の感想

【中国学生の感想】

香港浸会大学 学生

 ちょうど中日国交正常化50周年にあたり、両国の若者が一堂に会して、自国の伝統的な服飾文化の美しさを紹介しあうこのイベントに参加できたことをうれしく思っています。伝統的な服飾は、その国や民族の歴史・文化の重み、自国の文化に対する自信を表しています。伝統的であるものは時代の流行でもあります。この交流会では、中日両国の伝統的なファッションを数多く見られただけでなく、伝統ファッションの要素と現代ファッションを組み合わせるという巧みなアイデアも見られ、いずれも伝統的服飾文化の継承と発展に貢献しています。出場者の作品は、いずれも精巧にデザインされ、工夫が凝らされていて、とても勉強になりました。平和と友好は発展の基礎であり、両国には長い文化交流の歴史があります。友好交流を深め、中日友好が長く続いていくよう祈っています。

 

長春工業大学 学生

 このオンライン交流を通じて、中国と日本の文化の違いを知り、日本の服飾文化も学べて、双方が素晴らしい交流を行うことができました。

 

長春工業大学 学生

 このオンライン交流では、日本の文化や、少数民族の文化を含む自国の文化への理解が深まり、デザインのアイデアを学ぶこともできました。 先生方の講義はとてもプロフェッショナルで、私がまだ学んでいない専門知識をたくさん学ぶことができました。インスピレーションは、私たちの生活や好きなもの、更には両親からも得られるのだということがわかりました。今後も、このようなイベントに参加する機会があればと思います。

 

長春工業大学 学生

 今回のオンライン交流で多くの優れたデザイン作品を見ることができ、これまでとは違った経験を積んで、大学生活をより豊かにすることができました。 他の学生のデザイン作品を見て、これからの勉強生活でもより一層努力して、新しいものを作ろうという気持ちが湧きました。

 

山西メディア大学 学生

 まず、コロナ下でこのような有意義なイベントを催してくださった主催者の方々に感謝します。 このようなファッション交流は今後も続けてほしいですし、オフラインのイベントとして実現できればよりよいと思います。テレビ会議には限界があり、不安定要素も多いので、出場者間や、ゲストと出場者の間にもコミュニケーションの障害がありました。また、出場者の作品の見せ方なども少し簡略化されている印象を受けました。早くコロナが収束して、オフラインでこのような古装ファッション交流ができることを願っています。

 

華南理工大学 学生

 他校の学生や日本の学生の素晴らしいデザインを見ることができ、考え方の違いからも得るところがあり、またそのことで一人の日本人と友達になることができました。

 

【日本学生の感想】

文京学院大学 学生

 国外の方々との交流が中々ない状況下でこのような機会があって良かった。

 

大阪府立大学 学生

 自分なりの考えや思いを持って、それを表現することの大切さに気づきました。また、素敵な作品をたくさん拝見することができ、楽しかったです。中国の伝統的な衣装についてもお話をお聞きすることができ、興味深かったです。このような機会があればまたぜひ参加したいです。ありがとうございました。

 

文化学園大学 学生

 日本と中国、それぞれの文化からインスピレーションを受けた作品を沢山見ることができ、楽しい時間だった。柔らかな色味の日本スタイルと鮮やかな色味の中国スタイルは、同じアジア圏でもそれぞれの国色が現れているようでした。

 

青山学院大学 学生

 二つ興味深い点がありました。一つは学生の皆さんがモチーフに選ぶ自国の文化、もう一つは服装という媒体を通じた表現です。様々な時代や作品が取り上げられることで中国の歴史や民族の層の厚さを実感しましたし、衣服という限られた空間の中で巧みに文化を形にする同世代の方の技術や知識にも感嘆しました。

 

愛知大学 学生

 日本の伝統衣装だけでなく中国の伝統衣装をモチーフとした衣装が多く見られてよかった。また衣装を作るだけでなく作成者自身の考えを入れて作られた衣装に独自性を感じられてよかった。

 

早稲田大学 学生

 漢服も着物も、自分では思いつかないような新しい着こなしが多く、自分の中の「こうあるべき」という価値観が変わったように思う。

熊本学園大学 学生

 日本や中国、その付近の地域の文化を取り入れたアイデアに触れる機会をいただけて貴重な体験になりました。

 

名古屋外国語大学 学生

 入賞者の皆様の個性豊かでオリジナリティ溢れる作品を見て、着てみたいと思ったり、私もファッションやそれ以外で日本と中国の文化を融合させたものを考えたり作ったりしたいと思うようになりました。

 

 

 

 

 

ページトップへ