理事長就任のごあいさつ

皆様、こんにちは。
この度、日中友好会館の理事長に就任した小川正史と申します。

 

私は外務省に約40年奉職しましたが、その半分は中国関係の仕事に従事していました。最近10年ほどは中国を離れていたのですが、その間に中国の発展、変化は大きく、日中関係にも大きな変化があったようです。

 

昨年後半に行われた日中共同世論調査によれば、日本人で中国に良くない印象を持っている人は91%、中国人で日本に良くない印象を持っている人は66%で、また、現在の日中関係が悪いと感じている日本人は55%、中国人は43%であったそうです。このように、現在の日中関係は難しい局面にあるのですが、それでも、日中関係が重要と考える日本人は64%、中国人は71%でした。

 

日本と中国は一衣帯水の隣国であり、2000年以上の交流の歴史があります。ITなどの技術革新によって世界がますます狭くなっていく中で、世界第二位と第三位の経済力を持つ隣国がネガティブな関係にあることは、日本と中国のみならずアジア大洋州ひいては世界全体の安定と発展にとっても大きな不利益だと考えます。

 

日中友好会館の主な事業は中国人留学生のための学生寮運営を含む青少年交流と文化交流です。次の世代を担う日中両国の青少年の橋渡しを行い、相手国の優れた文化を紹介していくことは、中長期的な観点から、国民レベルの相互理解と親睦関係を取り戻すうえで大きな意義があると考えます。

 

今後とも皆様方のご支援を頂きながら、日中友好会館の事業を積極的に取り進めてまいりたいと存じます。どうか、よろしくお願いいたします。

 

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