平成24年度東日本高校生訪中代表団

 平成24年度東日本高校生訪中代表団(団長=武田勝年・公益財団法人日中友好会館理事長、副団長=遠山茂・外務省アジア大洋州局中国・モンゴル第一課地域調整官、一行計417名)が、2012年8月2日から8月10日の日程で訪中した。中華人民共和国教育部が受け入れを担当し、日本側派遣実施を当公益財団が担当した。
 本団は平成23年5月に来日した温家宝・中国国務院総理からの提案を受け、中国政府の招待により実施され、東日本大震災で大きな影響を受けた、青森県・岩手県・宮城県・福島県・茨城県・千葉県の6県の高校生が参加した。北京で歓迎宴、万里の長城見学、中国文化体験などの活動を行った後、Aコースは西安、Bコースは上海を訪問し、それぞれ学校交流や歴史遺跡の見学を行った。参加した高校生は、交流を通じて現地の高校生らと親睦を深めるとともに、悠久の歴史と経済発展著しい中国の現状について理解を深めた。

西安・上海で学校交流
 Aコース(茨城県、青森県、福島県の高校生・引率201名)は、西安で陝西省西安中学と西安交通大学附属中学を訪問した。歓迎会では日中高校生がパフォーマンスを披露したほか、各種スポーツ、書道、囲碁、腰太鼓、造花づくり、クイズ、舞踊等の活動に参加し、一緒に楽しみながら交流を深めた。
 Bコース(岩手県、宮城県、千葉県の高校生・引率216名)は6グループに分かれ、上海市甘泉外国語中学、上海市閔行中学、上海市実験学校、上海市彭浦中学、上海市嘉定区安亭高級中学、上海市工商外国語学校を訪問した。各校で、歓迎セレモニー、パフォーマンス披露、校内見学、伝統文化体験、ワンタン作りなどの活動に参加し、夏休みにもかかわらず集まった大勢の中国高校生と交流したほか、6校合同で日中高校生交歓会が開催され、日中の生徒がパフォーマンスを披露し合った。日本高校生は、日本舞踊や空手演武、よさこいソーランなど5演目を披露した。

中国の歴史、文化、「今」を学ぶ
 訪中団の日程には交流プログラムのほかに中国を体感する多彩な活動が組み込まれていた。北京では、故宮博物院や頤和園などを見学したほか、科挙博物館見学や手工芸体験を通じて中国文化を満喫した。西安では、兵馬俑博物館、鼓楼・鐘楼、大雁塔などの見学のほか、唐代音楽・舞踊を鑑賞し、上海では文化教室(顧刺繍、草編み)やドラゴンボート体験、サーカス鑑賞を行って、中国の歴史文化に触れ、発展著しい中国の「今」を実感した。

 震災からの復興を目指す地域に住む高校生達は、中国高校生との交流を緊張しながらも心から楽しみ、中国との絆を実感したようだ。寄せられた感想から、それぞれが訪中を通じて大きく成長したことがうかがえた。
 今回の訪中団実施にあたり、ご指導ご協力いただいた関係機関・関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げたい。


(総合交流部)

日程表  参加者の感想

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