「JENESYS2.0」中国大学生訪日団第2陣

  7月2日から7月9日までの日程で、中国大学生訪日団第2陣(団長=張孝萍 中国日本友好協会・政治交流部副部長)が来日した。本団は、北京大学、清華大学のバスケットボールチームで構成された計29名で、外務省が実施する「JENESYS2.0」の一環として招聘した。

 代表団は、東京をはじめ、京都府、滋賀県、奈良県を訪問し、日本の大学生と交流したほか、企業視察、ホームステイ、農業体験、地方自治体によるブリーフなど「クールジャパン」をテーマにさまざまなプログラムに参加し、政治・経済・歴史・文化・社会に関する包括的な対日理解を深めた。

 

日本の大学生と交流、さまざまな角度から対日理解を深める

 東京、京都、滋賀では3つの大学を訪問し、それぞれ異なるプログラムを実施した。

 明治大学では、バスケットボール交流を実施し、男女別の日中混合チームで交流試合を行った。お互いに声を掛け合い意思疎通を図ったり、得点を決めて日中の学生同士が抱き合ったりと、言葉の壁を越えて親交を深めた。

 京都外国語大学では、中国語学科の学生と交流会を行った後、嵐山を一緒に散策した。学生たちは電子辞書やスマートフォンを使ってお互いの学生生活を紹介しあい、音楽やアニメなど同世代共通の話題で盛り上がり、充実した時間を過ごした。

 立命館大学びわこ・くさつキャンパスでは、スポーツ健康科学部の岡本直輝教授より、「球技のコ-チングを考える」をテーマにセミナーを受けた。その後、学生の案内で先端技術を用いた関連施設を見学し、最新のスポーツ科学研究について理解を深めた。

 これらの交流活動を通じて、団員は日本の学生と友情を育み、日本に対する関心を高めたようだった。

 

 美しい自然の中でのホームステイ

 そのほか一行は奈良県を訪れ、奈良県観光局国際観光課より「奈良県の観光資源に関する取り組み」をテーマにブリーフを受けたほか、美しい自然と遺跡に囲まれた明日香村を訪れ、農業体験とホームステイを行った。

 農業体験では男子が玉ねぎの袋詰めと畑の草むしり、女子はラベンダーの刺し芽作業といちごハウスの見学を行った。地元の方から農薬を極力使わない生産方法について説明を受け、日本の食品安全意識に対する理解を深めた。ホームステイでは、各家庭で農作業や料理の手伝いをしたり、着物の着付けをしたり、詩吟教室に参加したりと、それぞれ楽しい時間を過ごし、日本人の暮らしに触れた。別れの際はいつまでも手を振り見送るホストファミリーの姿に、何人もの団員が目頭を熱くしていた。

  そのほか一行は、各地で国会議事堂、皇居二重橋、清水寺、東大寺、凸版印刷博物館、京セラファインセラミック館等の政治・歴史・産業関連施設を見学するなど、さまざまなプログラムを通して、クールジャパンを実感した。団員からは「日中の学生が力を合わせ素晴らしいスポーツ交流ができた」「日本人のホスピタリティーに感動した」など、今回の交流を通じて日本に対する印象が変わったという声が多く聞かれた。

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