「JENESYS2.0」中国大学生訪日団第8陣

2013年12月15日から12月22日までの日程で、「JENESYS2.0」中国大学生訪日団第8陣(団長=関立彤・中国日本友好協会 秘書長)計60名が来日した。本団は、吉林省、黒龍江省、大連市の3地域の大学生で構成され、外務省が推進する「JENESYS2.0」の一環として招聘した。

訪日団は、東京と長崎にて大学を訪問し、日本の学生と交流したほか、国会議員との懇談、外務省訪問、クールジャパンに関するセミナー、長崎県によるブリーフ、日本の文化・社会に関する視察など、さまざまなプログラムに参加した。

 

 東京での多彩なプログラム

東京では、日本大学文理学部を訪れ、日本の大学生と親睦を深めた。キャンパスツアーや交流会では、日中双方の学生が積極的に、日本語や中国語、英語で会話する様子が見られた。

外務省を会場に実施したセミナーでは、一橋大学の松井剛教授から、日本の漫画やアニメが海外へどのように進出しているかについて、講義を受けた。漫画やアニメに興味や関心のある団員が多く、質疑応答では多くの質問があがった。

  国会議員との懇談会では、議員自身の中国との関わりや思い出が話されるなどして温かく迎えられ、日本語が得意な団員が、直接日本語で質問する場面も見られた。高齢化などの日中共通の課題や、2020年のオリンピックによる経済効果など、話題は多岐に及んだ。

 

 長崎・京都・大阪にてさまざまな角度から日本に触れる

一行は長崎へ移動し、長崎県によるブリーフに参加した。県の若手職員から流暢な中国語で長崎県の魅力や特徴、中国との関わり等について説明され、団員は終始笑顔でユーモアに富んだ説明を聞いていた。また、質疑応答や学生代表挨拶では、おもてなしや梅屋庄吉について話題が及び、団員の日本に対する関心の高さが伺われた。

関団長ら代表者は、中村法道長崎県知事を表敬訪問した

 長崎県立大学シーボルト校訪問では、日本の学生との交流で、ダンスが披露されたり、一緒に歌ったり、クイズに参加するなどして、にぎやかな雰囲気で迎えられた。またキャンパスツアーでは、看護に関する施設見学もあり、団員は興味深く参観していた。両国の学生は、お互いに相手の国に関心を持ち、言葉を学ぶ参加者が多く、同年代の若者同士、自然な様子で交流していた。

佐世保ではハウステンボスを訪れ、次世代エネルギーに関する視察を行った後、環境保全を推進している園内を参観した。クリスマスに近い時期で、日が暮れる頃には、1000万球を超える大規模なイルミネーションを見ることができた。そのほか県内にて、平和公園、孔子廟、長崎港松が枝国際ターミナルと孫文・梅屋庄吉夫婦三人像、島原武家屋敷を参観し、さまざまな角度から対日理解を深めることができた。 

関西へ移動した一行は、京都にて金閣寺を参観したほか、手織り体験を行った。大阪では松下幸之助歴史館視察や、大城参観を通じて、日本の社会や文化、歴史に触れた。

8日間の多彩な活動を通じて、団員は日本に対する理解や関心をより一層高め、日本を身近に感じる経験となったようだった。

 

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