「JENESYS2.0」アジア国際子ども映画祭2014参加訪日団

 2014年11月25日から12月3日までの日程で、「JENESYS2.0」アジア国際子ども映画祭2014参加訪日団 計10名が来日した。本団は、第8回アジア国際子ども映画祭に作品を制作出品した中国高校生を中心として構成され、外務省が推進する「JENESYS2.0」の一環として招聘された。

 訪日団は、東京と兵庫、徳島、神奈川を訪れ、兵庫県南あわじ市にて、第8回アジア国際子ども映画祭に関連するプログラムに参加したほか、各地で日本の社会や文化、自然、防災、先端技術に関する視察など、さまざまな活動を行った。

 

兵庫県神戸市・南あわじ市での多彩な活動

  兵庫では、神戸市にて人と防災未来センターを訪れ、阪神・淡路大震災をはじめとする古今東西の自然災害や、防災減災について学んだほか、孫文記念館(移情閣)にて孫文と日本との関わりについて理解を深めた。世界最長の吊り橋である明石海峡大橋を通って南あわじ市へ移動した後、南あわじ市表敬・ウェルカムセレモニーに出席し、第8回アジア国際子ども映画祭に作品を出品した15カ国・地域の団員が南あわじ市から温かく迎えられた。残念ながら疾病発生のため、本選大会のイベントや学校交流には出席できなかったが、映画祭に出品した作品が奨励賞を受賞し、賞状が授与されたうえ、「アジア国際子ども映画祭南あわじ市親善大使」の認定証が団員一人ひとりに手渡された。市内では、うずしお観潮船に乗船し、海の美しさや潮流の激しさを体験したほか、淡路人形座での淡路人形浄瑠璃鑑賞や、伊弉諾神宮参観を通して、日本の伝統文化に触れた。

 

徳島・神奈川・東京で見聞を広める

  一行は兵庫のほか、徳島・神奈川・東京にて日本の社会や文化などに関する視察参観を行った。徳島では、藍染め体験でハンカチを好みの柄に染めたり、阿波踊り会館にて踊りの実演を鑑賞し、日本の観客と一緒に踊るなどして、人々が伝統文化を大切にしているだけでなく、身近に感じていることを体感した。神奈川では小田原城や大涌谷へ行き、特徴ある美しい風景を楽しむとともに、日本の文化や自然について知ることができた。東京では、国会議事堂や浅草寺、パナソニックセンター、三鷹の森ジブリ美術館を訪れ、政治や先端技術、ポップカルチャー等への関心を高め、視野を広げる機会を得ることができた。団員からは、「日本では、さまざまな技術やサービスが社会や生活に溶け込んでいるが、そのために必要な教養やマナーが浸透していることが素晴らしい」「自然保護や環境整備、伝統文化や文化財の保護が行き届いているだけでなく、人々がそれらを身近なものとして愛着を感じ、大切にしている様子を間近に見たことが印象的だった」といった感想が聞かれた。

 

 9日間の充実した日程のなか、団員は日本の社会や文化について理解を深めると共に、映画祭関連プログラムへの参加や出品作品の受賞など、貴重な経験をすることができた。

 

日程表

 

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