「JENESYS2.0」2014年度中国高校生訪日団第2陣

 2014年12月9日から12月17日までの9日間、2014年度 中国高校生訪日団第2陣(団長=賀東亮 南京師範大学附属中学 副校長)が来日した。本団は、江蘇省・浙江省・陝西省・貴州省から選抜された高校生と引率の計99名で、外務省が実施する「JENESYS2.0」の一環として招聘した。

 訪日団は3分団に分かれ、東京をはじめ、兵庫県・福岡県・大分県・大阪府を訪問し、「クールジャパン」を含め、さまざまな分野における日本の魅力、強みを体感したほか、学校交流やホームステイ等を通じて、日本の高校生や一般市民との友好交流と相互理解を深めた。また、歓迎会は、中国高校生や日本大学生によるパフォーマンスも行われ、賑やかな雰囲気の中で交流が行われた。

 

日本の環境保護について学ぶ

 訪日団は、一般社団法人地球緑化クラブの原鋭次郎 代表理事より、「地球環境の未来のために私たちができること~緑化活動を通じて考える~」というテーマで講義を受けた。講義では、中国の砂漠化や地球温暖化問題の原因やそれに対する解決への取り組み、日本国内・海外での活動などについて話を聞いた。また、日程の後半には大阪府にて、大阪ガス・ガス科学館を視察し、日本企業の先端技術や環境保護への取り組みについても理解を深め、環境問題の解決に向けて考えるよい機会となった。

 

高校生との交流やホームステイを体験

 兵庫県・福岡県・大分県・大阪府では、グループに分かれ12校を訪問し学校交流を行った。英語・数学・体育などの授業への参加・見学、茶道・華道・筝曲や卓球・サッカー・剣道・柔道などの部活動への参加・見学、クイズ大会やけん玉・あやとり・福笑いといった日本の昔ながらの遊具で遊ぶなどの趣向をこらした交流会等、多彩なプログラムに参加し、日本の学校生活を楽しむとともに、同世代の日本高校生と親睦を深めた。交流は高校生同士、英語・筆談・ジェスチャーのほか、スマートフォンを活用して同世代共通の話題で盛り上がり、各校で楽しいひと時を過ごした。

 また、大分県では大分県教育委員会を訪れ、落合弘 教育次長を表敬し、歓迎を受けた。

 ホームステイは兵庫県・福岡県・大分県にてそれぞれ、交流した日本高校生の家庭で実施した。ホストファミリーに家族の一員として温かく迎えられ、日本の家庭の雰囲気を味わった。ホストファミリーとの別れの際は、握手を交わして抱き合い、名残を惜しんだ。

 

 そのほか一行は、東京では国会議事堂・皇居二重橋、兵庫県ではカワサキワールド・宝塚市立手塚治虫記念館、福岡県では株式会社マルタイ・太宰府天満宮・九州国立博物館、大分県ではオムロン太陽株式会社・別府地獄めぐり、大阪では大阪城・四天王寺・阿倍野防災センターを視察・参観。さまざまプログラムを通して日本の政治・歴史・文化・自然や最先端の科学技術等、クールジャパンを体感し包括的な日本理解に努めた。

 

 中国高校生からはこれらの交流活動を通じて、「日本の高校生と交流し、言葉の壁を越えて友人となることができた」「日本人の親切さや礼儀正しさを見習いたい」「ホームステイでは家族のように温かく接してくれ、楽しく過ごすことができた」「今回の体験を家族や友人に伝え、日中関係がより良い方向へ進むようにしたい」などという感想が聞かれた。

 

日程表 参加者の感想 関連報道

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