ピリリ!と面白い 中国漫画展

2015年5月28日~6月28日の会期で行われた主催展「ピリリ!と面白い 中国漫画展」は、多くのお客さまにご来館いただき、好評のうちに閉幕いたしました。

中国漫画界を牽引する浙江省嘉興市で開催された全国漫画コンテストや国際展で受賞した作品から、2010年代に創作されたもの60点を厳選して展示しました。環境汚染、食品の不安、政治の腐敗など、中国の現代社会の問題を辛辣かつユーモアに描いた作品が勢ぞろいしました。ご来場の方からは、「日本人にも共感するところが多かった」「見る機会がなく、初めて知れて良かった」「中国の事情がよく理解できた」などの好意的な感想を数多く頂き、他催事の時に比べて20~30歳代の若い年齢層の方の来場が目立ちました。

初日には開幕式では、中国代表団として中国の著名漫画家 徐鵬飛先生をはじめとする3名や、後援団体の(公社)日本漫画家協会 ちばてつや理事長、(一財)日本漫画事務局八月十五日の会 森田拳次代表理事をはじめ多くの日本の漫画家の皆様、ほかご来賓にお集まりいただき、記念の寄せ書きを行いました。

また、会期中にはイベントをいくつか企画しました。6月5日の後楽寮生の王玉紅さんによる古琴のミュージアムコンサートでは60名の方に来場いただきました。6月9日は日本絵手紙協会公認講師の植木啓子さんによる絵手紙体験講座を開講し、20名の日中両国の方が参加しました。6月16日にはNHK解説委員の加藤青延さんを講師に迎えて「漫画から読む中国現代ニュース」というテーマで中国の現代社会の問題をいくつか実例や体験を交えて分かりやすくお話していただき、約90名が参加し、大変好評でした。

漫画の展示は会館美術館にとって新たな分野でしたが、どなたにも分かりやすく面白く、そして訴える力を持つ総合芸術であると実感しました。これからも中国各地の素晴らしい文化芸術の紹介を通して、日中の交流に尽力していきたいと思います。

開幕式にて

加藤青延さんによる記念講演会

古琴コンサート

植田啓子さんによる絵手紙講座

 

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