「JENESYS2.0」2015年度中国青年メディア関係者代表団第1陣

 7月26日から8月2日までの日程で、2015年度中国青年メディア関係者代表団第1陣(団長:陳大為中国国務院新聞弁公室国際連絡局副局長)が来日した。本団は、中国でメディア関係の仕事に携わる青年で構成された計92名で、外務省が実施する「JENESYS2.0」の一環として招聘した。

 代表団は、東京の他、3分団に分かれ山口、徳島・神奈川、福岡を訪問し、分団ごとのテーマである「シニア・シルバー世代(第1分団)」、「都市と地方(第2分団)」、「環境・省エネ(第3分団)」を中心に、関連企業や施設の訪問・視察を行うとともに、日本のメディアへの訪問・交流や、街頭での自由取材、クールジャパンやテーマに関するブリーフ・視察を行った。また、地方都市や歴史的建造物などの参観、温泉体験など、さまざまなプログラムを通じて包括的な対日理解を深めた。

 

メディアを訪問・視察、交流を通して相互理解を深める

 東京では、分団ごとに朝日新聞社、日本テレビ、TBSテレビを訪問、メディア関係者との交流を通じて日本と中国双方の抱える問題やニューメディアへの取り組みを共有したほか、地方ではNHK山口放送局、徳島新聞社、西日本新聞社を訪問し、地方におけるメディアの役割等について理解を深めた。どの訪問先でも自由闊達な意見交換が行われ、同分野で活躍する関係者と有意義な交流ができた。

 

東京・地方で各テーマについて学び、人々と心を通わせる

 東京では、第1分団は㈱立花屋で高齢者を活用した人事管理制度、杉並区シルバー人材センターで高齢者の経験や知識を生かした地域の貢献活動の紹介を受け、高齢者が生涯現役で働ける社会づくりとその環境整備について理解を深めた。第2分団は警視庁交通管制センターから日本の交通システム、横浜市から都市部の環境・エネルギー分野のブリーフを受け、先進的なまちづくりについて理解を深めた。第3分団は、㈱ユーズTOKYO油田2017にて、循環型社会づくりに貢献する企業の取り組みに触れた。また、海外メディア独自の視点から日本の魅力を発見すべく、巣鴨、銀座、渋谷で積極的に街を行き交う人にインタビューし、自由取材を行った。

 

 分団ごとの地方訪問では、山口県、徳島県、北九州市の職員より、それぞれ分団テーマに沿った内容や、地方の魅力について紹介を受けた後、テーマに関する視察を行った。第1分団は山口の特別養護老人ホーム「小郡・山手一番館」で、施設入居者と交流しその生活ぶりに触れ、第2分団は徳島のNPO法人グリーンバレーで地域の過疎化対策となる持続可能で創造的な取り組みを学び、第3分団は北九州市副市長表敬のほか、エコタウンやリサイクル企業の視察を通じ、市民、企業、行政が一体となって行う環境保護の取り組みを学んだ。

 そのほか一行は、皇居二重橋、浅草のほか各地方で地域特有の文化・歴史に触れた。団員からは、各訪問先での交流を通じ「今回の視察・交流で得たことを発信していきたい」「日本人との触れ合いを通じ『クールジャパン』を実感した」「ニューメディアとの連携や発展戦略は日中メディア共通の課題であり、学ぶところが大きかった」「日本人は皆礼儀正しく友好的で感動した」などの感想が聞かれた。中国の若手メディア関係者が8日間の訪日で見聞したことを、帰国後、中国各地から発信することが期待される。

 

日程表 参加者の感想 関連報道

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