「JENESYS2.0」2016年度中国建築設計研究院訪日代表団

 2016年8月31日から9月7日までの日程で、「JENESYS2.0」2016年度中国建築設計研究院訪日代表団(団長=周煒・中国建築設計研究院 中国建設科技集団股份有限公司 党群工作部 副主任)計35名が来日した。本団は、中国建築設計研究院に所属する青年で構成され、外務省が推進する「JENESYS2.0」の一環として招聘された。

 代表団は、東京、埼玉、神奈川、京都、大阪にて訪問・視察を行い、関係者と交流したほか、地方都市や世界遺産などの参観、日本文化体験など、さまざまなプログラムを通じて包括的な対日理解を深めた。

 

日本の住宅建築や高齢者向け住宅等に関する視察・交流

  訪日のテーマは「高齢者向け住宅」で、首都圏では、国土交通省を訪問し高齢者向けの住まいづくりについてブリーフを受けたほか、日本総合住生活(株)技術開発研究所、介護付有料老人ホーム・ゆうらいふ横浜、高齢者住宅・ボナージュ横浜、パナソニックセンター東京、また、京都・大阪では積水ハウス(株)の梅田スカイビル及び住宅総合研究所納得工房、UR都市機構うめきたプロジェクトといった住宅建築関連企業や高齢者関連施設での視察・交流を行った。日本の住宅建築や高齢者向け住宅、都市再開発等、幅広く現場を見て回り、各関係者より建築と設計に関わる最新の知識・技術だけでなく、運営体制やホスピタリティ等、さまざまな取り組みについても話を聞くことができ、団員にとって貴重な経験となった。

 

 そのほか一行は、東京では東京都庁展望台や皇居二重橋、京都では世界遺産の清水寺・金閣寺・二条城・伏見稲荷大社、大阪では大阪城を参観し、日本の歴史文化や伝統建築に触れ、地方の魅力を体感した。

 

 8日間の日程を終えて、団員からは、「日本は高齢化社会における課題について、高齢者住宅施設の建築・運営の面からも解決に取り組んでいる。是非参考にしたい」「日本の建築は伝統文化の面と現代的な面が融合・調和している。建物の見た目ではなく機能性を重視し、細部にわたり繊細な工夫がされている」「日本は分煙設計がしっかりとしている。人の動きを計算した上で、分かりやすい所に清潔な喫煙所があった」「短い滞在期間ではあったが、日本の一面を知ることができた。また来日し、さらに日本への理解を深めたい」との感想があがり、実りある訪日となった。

 

日程表 参加者の感想

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