「日中植林・植樹国際連帯事業」大連市普蘭店区古蓮研究所訪問団

 2016年10月12日から10月18日までの日程で、大連市普蘭店区古蓮研究所訪問団(団長=徐鋼 大連市普蘭店区古蓮研究所 所長)が来日した。本団は、大連市普蘭店区古蓮研究所の専門家や職員で構成された計17名で、今年から外務省が実施する「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環として招聘した。

 交流団は、東京、千葉、京都、和歌山を訪問し、東京で環境・防災施設の視察を行ったほか、和歌山県で植樹活動に参加した。また、古代蓮関連施設の訪問を通じて、日本の同分野に携わる関係者との交流を深めたほか、世界遺産や地域の文化、自然を体感できる施設を視察し、包括的な対日理解を深めた。

 

環境施設・防災施設訪問

 訪問団は、東京で葛西水再生センターを訪問し、担当者から東京都の下水処理システムについて説明を受け、実際に稼働している施設を見学し、水資源の重要性について理解を深めた。また、東京臨海広域防災公園を訪問し、大地震が発生した際に想定される状況、取るべき行動、震災への備えについて説明を受け、震災に対する取り組み、心構えについて学んだ。

 

各地で古代蓮関連施設を訪問、蓮を通じた交流を行う

 訪問団は千葉県を訪問し、東京大学検見川総合運動場にある大賀蓮発見の地を視察した。続いて旧東大緑地植物実験所を訪問し、世界中から集められた蓮の栽培状況を視察し、大賀蓮のふるさとの会の会員と交流を行った。また、千葉公園を視察し、千葉市担当者から大賀蓮の栽培状況について説明を受けた。徐団長は古代蓮の栽培を通じて以前から二階俊博衆議院議員と交流があり、一行は東京で二階議員を表敬訪問した。和歌山県では舞妃蓮の郷 蓮公園を訪問し、舞妃蓮の栽培状況を視察した。また、紀の川緑地公園を訪問し、大賀蓮とベトナムの蓮の栽培状況を視察した。各地で蓮を通じた視察、交流を行い、関係者との交流を深めた。

 

和歌山県で植樹活動に参加

 訪問団は和歌山県美浜町煙樹ヶ浜にて、植樹活動を行った。当日は晴天に恵まれ、二階議員も参加して黒松6本を植樹した。さらに「和歌山県花を愛する県民の集い」に参加し、徐団長より大連市普蘭店区古蓮研究所の活動について発表を行った。

 

 ほとんどの団員は初来日だったが、各訪問先の視察を通じ、「日本の環境に対する取り組みについて理解が深まった。帰国後に周囲にも広めたい」「植樹した木の成長とともに、日本と中国の関係がより大きくなってほしい」「蓮を通じた中国と日本の友好交流をこれからも継続していきたい」「また日本を訪れたい。日本の方にも是非、大連に来てほしい」などの感想が聞かれた。

 

 そのほか一行は、東京で浅草寺、皇居、東京タワーを、京都で嵐山、清水寺を、和歌山県では紀三井寺を参観し、地域特有の自然・文化・歴史に触れた。7日間の充実した日程で、日本の文化や社会について見聞を広め、日本に対する理解や関心を高めるきっかけとなった。

 

日程表 参加者の感想

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