「日中植林・植樹国際連帯事業」中国国家発展改革委員会気候変動代表団

 2016年12月5日から12月9日までの日程で、中国国家発展改革委員会気候変動代表団(団長=田成川 中国国家発展改革委員会応対気候変化司 戦略研究・企画処 処長)が来日した。本団は、中国国家発展改革委員会および各地方発展改革委員会の気候変動対策部門に所属する青年等6名で、今年から外務省が実施する「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環として招聘した。

 代表団は、東京・神奈川・福岡(北九州市)を訪問し、植樹活動をはじめ、環境省訪問や環境関連企業・施設の視察、関係者との交流を通じて、日本の気候変動政策、環境対策について理解を深め、同分野で活躍する日本の関係者との親睦を深めた。

 

 代表団は東京では環境省を訪問、森下哲大臣官房審議官以下が出席し、日本側から「INDC(温室効果ガス削減約束草案)、温暖化対策計画、長期ビジョン」及び「低炭素都市づくり」について紹介があり、また、田成川団長からは気候変動対策における日中韓協力についてプレゼンテーションを行った。同分野について双方の関心が高く、活発な意見交換が行われた。また、JXエネルギー(株)東京目黒水素ステーション、日産自動車(株)追浜工場を訪問し、低炭素発展に向けて日本企業の取り組みについて理解を深めた。

 地方は北九州市を訪問し、北九州市より「一般廃棄物の減量化・資源化対策」についてのブリーフを受けたほか、環境ミュージアム、エコタウンにある環境先進企業の西日本家電リサイクル(株)、コカコーラウエスト販売機サービス(株)、スマートコミュニティ、日明焼却工場を視察し、一連の活動を通して北九州市の環境分野での取り組みについて全般的に理解を深めた。また、環境ミュージアム内のエコハウスにて記念植樹を行った。代表団からは、「日本の環境保護先進地域である北九州を訪れることができて本当に良かった。今回の視察は非常にインパクトがあり、これから中国でもスマートコミュニティやゼロ・カーボン都市建設が重要課題であるため、大変参考になった」との声が聞かれた。

 

 すべての訪問プログラムを終え、代表団は「日本の環境分野での取り組みは着実で有効であり、中国にとって学ぶべきである」「環境と気候変動分野での中日協力は今後の中日関係の更なる発展に繋がっていく」「日本の水素エネルギーの活用が非常に参考になった。今後も注視していきたい」とアンケートに感想を綴った。

 

日程表 参加者の感想

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