日中国交正常化50周年記念コラム 第12回(古屋範子)

 日本と中国の国交が正常化されてから50周年となる本年、日中友好会館ではホームページとメールマガジンで「日中国交正常化50周年記念コラム」を連載いたします。

 日中交流に長く携わった方や、日中友好会館の各事業に参加された幅広い世代の方に、日本と中国に関わりのある事柄、随筆、これまでの日中交流のエピソードや、これからの日本と中国に向けての期待・希望などメッセージを執筆いただき、一年にわたって連載します。また、日中民間交流の拠点として貢献する日中友好会館の取り組みなども合わせてご紹介します。

 日本と中国のこれまでの歩みを振り返りながら、新しい友好関係の構築に向けたプラットフォーム作りの一助となれば幸いです。

 

日中国交正常化50周年に寄せて

公益財団法人日中友好会館 評議員 古屋範子

 

 本年、日中国交正常化50周年を迎えます。

 私は、2期にわたり日中友好会館の評議員を務め、後楽寮のイベントや青少年交流で中国の若者が来日される際には、できる限り参加してまいりました。彼らが将来、日中友好の重要な役割を担っていくことを心から期待しております。

 

 2004年初当選直後、日中友好議員連盟の若手議員訪中団の一員として中国を訪問しました。現在の李克強首相にお会いするため、河南省を訪れ、率直な意見交換をしたことを記憶しています。2018年には公明党訪中団で、故周恩来元総理の母校「南開大学」での山口代表の講演会に臨むなど、日中友好の党の歴史に残る場面を経験することができました。

 

 今、少子高齢化は共通したテーマです。私が厚生労働副大臣在任中には、日本の医療、介護制度の視察に来られた多くの中国の関係者とお会いし、上海で開催された「健康増進国際会議」のパネルディスカッションでは、高齢社会における健康増進や保健分野の国際貢献について意見を述べる機会をいただきました。更に、日中国交正常化45周年記念の年、官民パートナーシップで訪中した折には、医療、介護、薬事行政などに関して実り多い議論を交わしました。

 

 日本は、2021年29.1%と世界で最も高齢化率の高い国です。中国の高齢化率は2020年13.5%ですが、高齢者は1億9千万人を超えています。一足先に日本が直面する「高齢社会」という課題について知恵を出し合い、意見交換を重ね、今後の両国の国家施策に生かしていけることを願っています。

(公明党副代表 衆議院議員)

 

【日中国交正常化50周年記念コラム アーカイブ】

 

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