新時代を担う日中友好の架け橋に

中日友好交流代表団 林松添団長一行が来日

 林松添・中国人民対外友好協会会長を団長とする中日友好交流代表団一行6名が、3月28日から4月1日まで来日しました。これは、日中友好会館と中国日本友好協会の相互訪問協議書に基づく定期的な幹部交流であり、コロナによる渡航制限解除後、中国側友好団体代表者による初の訪日です。林会長ご自身も、現職として初めての日本訪問ということです。

 代表団は東京訪問に先立ち、大阪と長崎を訪問しました。大阪では大阪府議会を訪問し、三田勝久 大阪府議会日中友好親善議員連盟会長らと懇談したほか、近畿各府県の日中友好団体関係者等との交流に参加し、パナソニックの記念館を視察しました。長崎では、大石賢吾知事を表敬訪問し、また、長崎・中国友好交流会に出席し、県内の各界関係者と交流しました。

 東京では、武井俊輔外務副大臣を表敬訪問し、昨年、日中国交正常化50周年を迎えたことを踏まえ、今後の日中関係の発展に向けて意見交換を行いました。

 一行と日中友好会館との協議には宮本雄二会長代行、小川正史理事長、黄星原中国代表理事、海老原宏明常務理事が出席しました。宮本会長代行と林会長は、コロナ禍後の初の直接交流の意義を確認しあい、青少年交流事業における双方の協力を強化し、国民交流のすそ野を広げていく原動力とすることで一致しました。また、当財団の呼びかけで、日中友好団体6団体合同による歓迎レセプションが開催されました。

 一行はこのほか、国会議員や政治家、創価大学、自治体国際化協会、松山バレエ団、日中友好団体などを訪問しました。

 

林松添会長(左2)と和やかに懇談する宮本会長代行(右中央)、小川理事長(右手間)他の会館役員

 

林松添会長(中央)から送られた記念品を囲む宮本会長代行(左2)、小川理事長(右2)、黄中国代表理事(右1)、程海波 中国日本友好協会副秘書長(左1)