新時代を担う日中友好の架け橋に

第38回岸本奨学金授与式

7月14日(金)、日中友好会館大ホールにて第38回岸本奨学金授与式を行いました。岸本奨学金は後楽寮運営への貢献が顕著な寮生に、一般社団法人岸本倶楽部より授与されるもので、1986年から毎年実施されています。ここ数年コロナ禍の影響で代表者授与のみでしたが、受給者全員を対象とした大ホールでの実施は約4年ぶりとなりました。今回は、後楽寮寮生委員会のメンバーである7名、日常的に寮内ボランティア活動に貢献した19名、合計26名に授与されました。授与式には、会館より小川理事長、海老原常務理事、荻原事務局長、芳賀事務局次長、留学生事業部が出席しました。

授与式では、岸本倶楽部を代表して岸本將裕理事よりご挨拶と奨学金の授与が行われました。岸本理事からは「留学生の皆さんも次の10年、20年を見据えながら大いに議論してアイデアを出しながら、残りの学生生活を送ってほしい」とご挨拶いただきました。続いて後楽寮寮生委員会姚維一委員からは「岸本倶楽部と日中友好会館の皆様の支援やサポートにより、3年に及ぶコロナ禍の苦境を乗り越えられたことは決して忘れません」と感謝の意を述べました。最後に小川理事長より、「今年は日中平和友好条約締結45周年の年である。当館は日中間の国民交流を促進するため、引き続き全力で実施していく所存である」と述べました。

 (留学生事業部)

 

小川理事長の挨拶

 

岸本將裕理事(左)より姚維一寮生委員(右)へ奨学金を授与

 

集合写真