新時代を担う日中友好の架け橋に

文化事業部長着任のご挨拶

 この度、中国文化観光部より派遣され、今年7月に日中友好会館文化事業部長として着任した蘇涛(ソトウ)です。

 友と酒は古いほどいい。私は北京第二外国語学院日本語学部を卒業後、日本東洋大学国際観光学科の修士号を取得しました。大学時代には、日本人の先生たちが日本語学を含め、いろいろな日本に関する知識を教えてくださいました。また、中国に来られた多くの日本人の留学生たちと知り合い、その中の数人とは今でも連絡を取り合っています。

 経験は最上の教師である。就職して以来、2回、長期にわたり日本に駐在する機会がありました。2007年3月から2011年12月までは中国駐東京観光代表処に、2019年2月から2023年2月までは中国駐日本大使館文化部で勤務しました。

 長年日本に滞在していろいろな仕事を経験してきましたが、まだまだ勉強不足のところが多くあると実感しています。

 国と国の交わりは民の親しむにあり。今年の「中日平和友好条約」締結45周年という契機を捉え、文化事業部長として新しい時代にふさわしい中日間の文化交流を着実に深化させたいと思います。そのために、各界の皆様から多大なご支援とご協力をいただきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。