新時代を担う日中友好の架け橋に

主催展「クーばあちゃんの魔法の花空間~庫淑蘭切り絵展」が開幕

9月21日、日中友好会館大ホールにて、当会館及び陝西省文化観光局が主催する「クーばあちゃんの魔法の花空間~庫淑蘭切り絵展」の開幕式が行われました。

 

この展覧会は、日中平和友好条約締結45周年展PartⅡとして、中国の有名な切り絵作家である庫淑蘭(クー・シューラン)の切り絵70点を広く紹介するものです。

中国の剪紙(切り紙)は2009年にユネスコ無形文化遺産に登録されていますが、庫淑蘭自身も1996年に中国で初めて「民間美術工芸の巨匠」としてユネスコに認定されました。本展覧会は、貴重な中国民間芸術を間近に見られる好機となっています。

 

開幕式では当会館理事長の小川正史がご挨拶をしたほか、趙艶 陝西省文化観光局無形文化遺産処処長、王瀟 陝西省美術博物館館長、鈴木律子 外務省大臣官房文化交流・海外広報課長、陳諍 中国大使館公使参事官、ドキュメンタリー監督 竹内亮監督ら来賓が参加されました。

 

また、会場では中国古代の服装や琵琶の演奏など、陝西省をイメージした催しも披露されました。日中平和友好条約締結45周年にあたり、このような民間芸術の交流は、両国国民の友好関係と相互理解の促進のために時宜を得た意義深いものと考えます。

 

 

テープカット

小川理事長の挨拶

展覧会会場の様子

小川理事長(右4)、中国大使館 陳諍公使参事官(右5)を囲んで