新時代を担う日中友好の架け橋に

日中学院学院長就任のご挨拶

本年2月より日中友好会館附設日中学院の第9代学院長に就任した斎藤法雄です。

 

最初に私と中国の関わりをお話しすれば、1979年に外務省に入省してから2022年に退職するまでの43年間の仕事人生のうち、中国での勤務が合計25年にもなることで、そのため家族も皆中国が大好きで、妻は天津南開大学に、娘は青島大学にそれぞれ1年間留学しました。

 

一方、私の天津留学時代(1980~82年)は、人民服に布靴姿で、町中を自転車で走り回っていました。語学の勉強よりも、中国の学生や外国の留学生との交流や各地への旅行が楽しくて、よき青春の思い出となっています。

その後、北京の日本大使館領事部長(2001~05年)、青島総領事(2009~11年)、日本大使館総務公使(2012~14年)、広州総領事(2015~18年)を務め、とりわけ青島では白酒をたくさん飲み、広州では週に何度も飲茶をいただき、友達の輪を広げてまいりました。

 

さて、本題に戻れば、日中学院は70年以上の歴史があり、2万人以上の卒業生を輩出してきました。NHK中国語講座を担当する講師も出してきた当学院の講師陣はたいへん評判が良く安心して学べ、加えて約70ものバラエティーに富む講座の中から自分の目的に合ったものを選んで受講できることも本学院の特色です。ぜひ、皆さんからのご連絡をお待ちしています。

 

一緒に楽しく中国語を学びましょう!

 

呉江浩大使(左3)と筆者(左4)日中学院入口にて