新時代を担う日中友好の架け橋に

訪中大学生座談会

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実施概要

実  施  日   : 2024年4月13日(土)15:00~18:00

主催団体    : (公財)日中友好会館

協力団体    : (公社)日本中国友好協会、(一財)日本中国文化交流協会、(一財)日本アジア共同体文化協力機構

参  加  者   : 日本側:中国日本友好協会の招へいにより訪中した大学生23名、協力団体関係者、日中友好会館役員等 計34名

参  加  者   : 中国側:中国人民対外友好協会代表団、中国駐日本国大使館等 計6名

内  容    : 中国日本友好協会の招へいにより訪中した大学生6名が、訪中の体験や中国の感想を発表した後、参加大学生と中国人民対外友好協会代表団が意見交換を行った。

主なプログラム

主催者挨拶

 (公財)日中友好会館 理事長 小川正史

 

②来賓挨拶

 中国人民対外友好協会 会長 楊万明

 

③協力団体挨拶

  (公社)日本中国友好協会 理事長 岡崎温

 

④日本大学生6名による感想発表

 

⑤意見交換

 

⑥総括・挨拶

 中国人民対外友好協会 会長 楊万明

 (公財)日中友好会館 顧問 谷野作太郎

 

⑦記念撮影

プログラムのハイライト

本座談会は、4月10日(水)~14日(日)の楊万明中国人民対外友好協会会長の来日に合わせ、過去に中日友好協会の招聘により訪中した日本大学生と楊万明会長との座談会を実施し、日中関係および日中青少年交流事業の重要性を再認識し、これからの日中青少年交流の発展へ繋げることを目的に実施しました。実施にあたり、(公社)日本中国友好協会、(一財)日本中国文化交流協会、(一財)日本アジア共同体文化協力機構の協力を得て日本側参加者を募集し、うち6名の大学生が、中国での体験や訪中の感想を発表しました。

 

開会にあたり、参加大学生に向けて小川理事長より「日中間の新たな時代は若い世代が担っていくもの。訪中という貴重な機会を生かし、これからの日中間の友好関係と相互理解の懸け橋となってほしい」とコメント。また、楊万明中国人民対外友好協会会長からは「訪中で出会った中国の友人と相互理解を続け、今後の日中関係及び青少年交流のさらなる活発化を期待する」とのメッセージがありました。

日本大学生からは、「中国の美しい街並みや、自然、独自の文化に触れ感嘆した」「中国人のユーモアやおもてなしの温かさに触れた」「訪問先で交流した人々との会話や体験を通して、訪中経験が自身の人生の転機となり価値観や今後の人生に影響を与えた」などの発表がありました。また「実際に訪中して体験した中国は日本で想像していたところとは違ってとても友好的だった」「訪中を通じて中国への興味が強くなり、中国関連の会社に就職した」などの前向きな感想も上がりました。

 

意見交換では、日本大学生からの「文化芸術による国際交流の可能性についてどう考えるか」との問いかけに対し、楊万明会長は中国雑技団や舞劇など文化芸術の日本公演を例に挙げ、「今後より多くの文化芸能人の訪中、訪日を実現させていく」と、文化芸術における国際交流の可能性への期待を示しました。また、中国側から「次に訪中するとしたらどのようなプログラムに参加したいか」との質問に対し、日本大学生からは「中国の日常生活で欠かせないシェアバイクや、デリバリーサービスなど日常生活の体験」「より多くの意見を持つ中国人との対話」「訪中団が交流した中国の大学生は、みな日本語を勉強したり、日本に関心を持っている人ばかりであったので、真の相互理解を図るために、反日感情を持っている人たちと議論したり、両国の政治問題について真剣に議論したい」などの要望があり、今後のより良い日中青少年交流に向けて活発な意見交換が行われました。

交流の最後には、袁敏道中国人民対外友好協会副会長より「まず中国の友人を作り仲を深め、より深い議論を継続的に行っていってほしい」、楊万明中国人民対外友好協会会長より、「日中間の交流・対話を強化し、お互いに関心を持ち理解を深め、訪日・訪中でできたつながりを代々引き継いでいってほしい」との言葉がありました。また、谷野元駐中国大使からは「より良い交流や議論をするためには、相手の歴史事実を学ぶことは必要不可欠なため、お互いに学び合い、今後の未来を担う若者たちに日中関係をより良くしてほしい」という期待の言葉が述べられました。

参加者の感想