日中青少年交流事業 参加者のその後のストーリー(第8回)

 日中青少年交流事業の過去の参加者の方に、それぞれの「その後」のストーリーをうかがう当企画。

 今回は、2019年の中国大学生訪日団に参加し、その後研究生として来日している郭旭(かく きょく)さんのインタビューを紹介します。

郭旭さん プロフィール

太原理工大学 化学化工学院で化学工程・製造技術を学ぶ。2019年(大学4年時)、「日中植林・植樹国際連帯事業」2019年度中国大学生訪日団第1陣に参加。卒業後来日し、北海道大学 触媒化学研究所で研究生として学んでいる。

 

 

 

 

日本で勉強を続け、将来は性能がよく環境に優しい触媒を研究開発したい

― 訪日活動の最大の収穫は何でしたか?

 

郭:一つ目は、日本を実際に肌で感じてより深く知ることができ、大学卒業後日本に留学する決心をしたこと。二つ目は、公共施設を参観し観光スポットを巡ったことで、視野が広くなり、日本の伝統文化に対する理解も深まったこと。三つ目は、グリーンインフラをテーマとするセミナーを聞き、新たな環境保護分野の理念を学べたことです。

 

石川県鳳珠郡能登町でのホームステイ
ホストファミリーと団員と一緒に(一番右が郭さん

― 訪日中に見聞きしたことはその後の生活、学業、就職、仕事の方向性を決めるのに役立ちましたか?

 

郭:もともと日本文化に興味があり、大学卒業後日本に留学しようと計画していましたが、訪日後、その決意がより固いものとなりました。帰国後は、日本語や英語等の語学試験の勉強にはげみ、思い通りの成績を修めることができました。その後、目標とする学校の大学院に出願できました。

 

― 現在計画していることや将来の目標はありますか?

 

郭:順調に日本で修士課程を修了できたら、可能なら博士課程に進んで勉強を続け、いつか性能が格段によく環境に優しい触媒を研究開発して、実際に生活の中で使えるようにしたいと思っています。

 

― 日中青少年へのメッセージをお願いします。

 

郭:現在のメディアとネット上には様々な情報があふれていますが、なかには報道内容が間違っているものや偏ったものがあるので、青少年の皆さんが閲覧する際は注意が必要です。両国の青少年が真に相手の国を理解したいと思うなら、やはり自らその国へ行って現地の生活を体験し、そこの人々と触れ合うのが一番よい方法でしょう。真の友情とは双方の文化を知り、理解し合うことで生まれます。両国の青少年には普段の生活の中でたくさんよい交流をして欲しいです。

 

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