新時代を担う日中友好の架け橋に

日中学院

古い歴史を誇る中国語学校
作文の授業

作文の授業

 日中学院は日本人に中国語を、中国人に日本語を教える専門学校です。創立は日中国交回復以前の1951年です。本科は短大と同格で、卒業すると専門士の称号が授与されます。卒業後は4年制大学の3年次に編入することも可能です。本科の履修年限は2年です。授業は1日4時限、1週24時限とコマ数が多く厳しい教育が行われています。中国語の学習だけでなく、中国の歴史や文化、現代の政治、経済、社会を理解させるのも重要な目標になっています。本科の他に、仕事を持つ社会人、大学生、主婦、退職した方などを対象とした、授業時間が週1回から3回のコースも開設されています。こうしたコースは別科と総称され、現在常時80クラスが開かれています。創立以来、日中学院で中国語を学んだ方は、数万にのぼり、日本と中国の交流の様々な場で活躍する多くの人材を送り出しています。

中国人学生には日本語教育
通訳の授業

通訳の授業

 1986年からは日本語科が開設され、多くの中国人学生が学んでいます。日本語科は中国で150時間以上の日本語学習を終えた人を対象に、私費留学生を受け入れています。卒業後は、日本の大学に進学するのが普通です。卒業生は、日本の大学で学んだあとは、起業し会社社長になった人、教壇に立つ人、歌手や演奏家など多彩で、日中両国で活躍しています。日本語科は開設以来すでに600人余りの卒業生を送り出しました。

「相互学習」の伝統

 日中学院には「相互学習」の伝統があります。中国人留学生と中国語学習者は、授業以外にも様々な共同の活動を行い、交流を通じて互いの日本語の力、中国語の力を高め、同時にお互いに対する理解と信頼を深めています。

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