好時光・二十四節気
七月二十三日 大暑

撮影:庄暁暉
七月二十三日
大暑(だいしょ)

初候:桐始結花(桐がはじめて花を結ぶ)
7月23日〜7月27日頃
次候:土潤溽暑(土潤いて蒸し暑く)
7月28日〜8月1日頃
末候:大雨時行(時に大雨降る)
8月2日〜8月6日頃
一年で最も暑さが厳しくなる頃。
中国には、この時期を
**「小暑大暑,上蒸下煮」**
──「上から蒸され、下から煮られるような暑さ」と表現する言葉があります。
まさに日本の夏にぴったりの表現ですね。
暑さで汗とともに水分やエネルギーが失われ、胃腸も疲れやすい季節。
🌿清熱祛湿(熱と湿気を逃がす)
🌿健脾護胃(胃腸をいたわる)
🌿静心防暑(心穏やかに過ごす)
🌿少貪寒凉(冷たいものはほどほどに)
日本では土用の丑の日にうなぎを食べる習慣がありますが、中国でもこの時期は黄鱔(タウナギ)が旬を迎え、「冬病夏補(冬の不調を夏の養生で整える)」という考え方のもと、黄鱔を入れた麺やお粥が、夏の滋養食として親しまれてきました。
国は違っても、季節の恵みに感謝し、自然のリズムに寄り添いながら、暑い夏を元気に乗り切ろうと願う気持ちは同じ。
どうぞ無理をせず、 ゆっくりと深呼吸しながら、この暑さも季節の一部として味わってみてください。
鱔片粥 shàn piàn zhōu
黄鱔(タウナギ)のお粥。じっくり炊いたお粥に、薄く切った
タウナギを加え、生姜やネギなどで風味をつけて仕上げます。
クコの実や百合根などを加えることも。
