好時光・二十四節気
八月七日 立秋

撮影:丁澤恩

立秋は二十四節気の第13番目の節気で、秋の始まりを意味します。
毎年、太陽が黄経135度に達する8月7日または8日頃に訪れます。

「立秋」 という名前ですが、「秋已立,暑難消」 ということわざがあるように、残暑が続く時期でもあります。
一方で、草木や農作物は、勢いよく成長する時期を終え、 実を結び、 成熟する時期へと移り変わっていきます。

🌿気温の変化
立秋は、ちょうど電源を切ったばかりのオーブンのようなものです。
オーブン(夏)は止まっても、 中にこもった熱はすぐにはなくならず、 ゆっくりと冷めていきます。

🌿節気の意味
二十四節気は、自然の移り変わりを知らせる「自然の時計」のようなものです。
立秋は、農作物に「実をつける時期ですよ」と知らせる合図でもあります。
この頃になると、農家では秋の収穫や秋まきの準備・作業が忙しくなります。

立秋には、夏バテを補うために肉など栄養のあるものを食べる「貼秋膘(ちょうしゅうひょう)」の風習があります。

この時期に中国でよく食べられる代表的な料理といえば、
紅焼肉(豚肉の角煮)、
回鍋肉(豚肉と野菜の辛みそ炒め)、
北京烤鴨(北京ダック)、
糖醋排骨(スペアリブの甘酢煮)、
獅子頭(肉団子の煮込み)、
鶏湯(鶏肉のスープ)
などがあります。

日本でいう「食欲の秋」と少し似ていますね。秋は、新米やきのこ、さつまいも、さんま、ぶどう、桃など、おいしい食べ物が旬を迎える季節。
日本でも中国でも、家族や友人と秋の味覚を楽しみながら食事を味わうのも、この季節ならではの楽しみですね。

雲南省は、お茶の産地として有名ですが、烏龍茶、紅茶…さまざまなお茶が調味料としても活用され、深い味わいを醸し出します。
なんとコーヒーの煮込みも!――近年は高原で収穫されるスペシャルティコーヒーの産地としても注目されているのです。

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